ストレスと聞くと どんなことをイメージしますか?
ストレスとはエネルギーを失う、使う、消費することで消して悪ものではないのです。
自分を強くして、生きていく上に必要なエネルギーになるのです。心と体の仕組み、環境を理解することによって、心と体に与える影響、リカバリーの方法エネルギーに変える4つの秘訣をお伝えします。
納得してできるところから実行してみることをお勧めします。
ストレスを引き起こす5つの原因
活性酸素
活性酸素は、血管や臓器をさびさせ、徐々に老化することになり、免疫力も低下して、生活習慣病になりやすくなるのです。
呼吸により酸素が体内に入ると、細胞の中で栄養を燃やし、エネルギーに変えた残りの2%が活性酸素に変身します。そして血管や臓器をさびさせるのです。
大気汚染
空気を汚す、汚染物質が増えて体に影響を及ぼしストレスを感じるのです。
具体的には光化学物質、車の排気ガス、紫外線、最近では放射能などが悪影響を及ぼしています。
電磁波
これは現代社会では避けることができなく、ストレスだけでなく老化や病気の引き金にもなっています。
身近なものとしては、あらゆる家庭電化製品、蛍光灯、TV、電子レンジ、携帯電話などの影響が強いですね。なるべく注意していきましょう。
睡眠障害とは、寝付きが悪くなったり、夜中に目が覚めたり、朝の目覚めがスッキリしなかったり、昼間眠くなったり、などの症状が出るのです。携帯電話やTVのブルーライトは要注意ですね。
食品添加物
今や食品添加物も避けることができないですね。
調味料、保存料、着色料、甘味料、乳化剤、拡張剤、増粘剤、栄養強化剤、など用途に応じて合成添加物だけではなく天然添加物も、あらゆるものに含まれているといってもいいほどです。
食品の品質保証や安全性から、厚生省が認めた種類と量が決められたのもが使われているのですが、コンビニ弁当やファーストフードなどを食べているのも含めると、1年間に約7kgもの添加物をと摂っていると言われているのです。
そして、それを解毒するのが20年もかかるとか。ですので、なるべく避けていくことが大切なのです。
食品添加物は避けることができないので、なるべく手作りにする、毎日使う調味料は無添加の物を使う、ローフードや酵素を取る事など、日々の生活の中で注意していくことです。
酵素が減少していくと老化が進むので、発酵食品や野菜、果物を摂るようにするといいですね。
人間関係
ストレスに関する、ある調査によると1位が健康、2位が人間関係、3位が経済と、2位に上がっているのです。
私たちは複雑な人間関係の中で暮らしています。
一人では生きられないので、上手に付き合っていくことが大切なのです。
人はコントロールを嫌います。相手に良かれと思って言っても、相手にとっては迷惑と感じそれがこうじると人間関係が悪くなっていきます。相手に寄り沿うことが大切ですね。
それには、自分の価値観を大切にそして相手の価値観を理解するということです。
ストレスとの捉え方、向き合い方5つ
ストレスは避けることができない、なぜストレスを感じるのでしょうか?
不安、怒り、満たされない、あまり幸せと感じられない時に感じるのです。
ストレスは「自分自身を成長させてくれる」と考えてみて見る。
これは少し難しいかも知れないし、少し葛藤するかもしれません。
しかしその葛藤自体が成長させるきっかけともなります。
生きるエネルギーにもなります。
ストレスを抱え込みすぎない・・・肯定する、認める
ストレスを抱えこみすぎてしまいますと、心身共に良い影響はありません。
まず、現在抱えているストレスを【肯定】することから始めてみましょう。
そのストレスに対して【認める】ということも大切です。
すると、自然と解決策が見えてくるのです。
過度に期待をしない
対人関係において
「どうして私の気持ちが分かってくれないのだろう!」
「私はこうしたいのに!」
といった具合に過度の「期待」をし過ぎてしまっている事はありませんか?
私もそうでした。夫とギクシャクしていたのです。
十人十色、人間の数だけ考え方があるといっても過言ではありません。
人に対して過度に期待をしすぎてしまうことも、ストレスの原因になりがちなのです。
元から期待しないというのも、ストレスを抱えこまない方法の一つです。
自分を成長させてくれる
目に見えないものであるからこそ、うずうず…もやもや…イライラしてしまいますね。
ストレスというものを、例えば一枚の紙だとイメージし、その紙(ストレス)をぐしゃぐしゃにしてぽいっとゴミ箱に捨てるイメージをしてみると、意外とすっきりしてしまうのです。
実際に書いてみるのもいいですね。
固体化としてイメージすることで、少しスッキリとさせることが出来ます。
自分を成長させてくれると考えられるようになります。
過去はあまり考えない・・・過去完了にする
過ぎ去ってしまった過去はもう戻すことはできません。
今大切なのは未来に向かって行動するということです。
そして自分自身の人生であるということを忘れないようにしましょう。
過去完了にするために、私の場合良かった探しをします。
例えば、自転車で飛ばして走っているところをイメージしてみてください。
穴があいているのに気がついたのが遅くて、思いっきり転んでしまった。
その時、良かったことを探してみてください。
すり傷だけで大きな怪我をしなくてよかった。
人にぶつからなくてよかった。
自転車が故障しなくてよかった。
なるほど、気持ちが落ち着いてきました。
それが良かった探しをすることによって、気持ちを落ちつけたり、次に気をつけた
りできるようになるのです。
過度に気にしすぎない
周りの目や意見などを考えすぎてしまい、本来の自分を忘れてしまうことがあります。
また、自分の意見をしっかりと主張することが出来ず、結局イライラしたり損をしてしまう。
そんな経験にお心当たりはありませんか?
確かに周りの方に気を遣うということは悪くはありません。
しかしやはり自分自身の人生なのです。
最初は難しいかもしれませんが、少しでも見方捉え方を変えることで、ストレスは軽減されるのではないかと考えています
そんなときには、いろんな角度から、ものの見方考え方、捉え方を変えてみること
が大切です。すると気にならなくなります。
笑顔、笑いの効果
笑いは免疫力を上げるとも言われています。そして副作用のない最良の薬、笑いはお金のかからない、いちばん身近な健康法ともいえます。
笑いには、免疫力を上げる以外にも、人生が楽しくなる、悩みを忘れる、家庭が明るくなるなどの、効能があります。
大笑いすると複式呼吸になり腹筋力が付く、血流リンパの流れがよくなる、ストレスホルモンが減少して精神的に安定する、排便が楽になる、特に歩けない人、高齢者、寝たきりの人、には効果があるのです。
脳の仕組みと笑顔の関係から笑顔を作るだけで、NK細胞(免疫細胞)が活性化され免疫力が上がることが証明されています。そして20種類ある顔の表情筋は笑うと顔の筋トレ、アンチエイジングにもなるのです。
食のバランスが大切
人間の体は食事で支えられているのです。好きなものを楽しく美味しく食べることはストレス解消にも免疫力アップにもなるのです。
そして旬の食材を取り入れる、添加物を含む食品を減らす、水分の摂取量に注意する、7色のもの(赤、黄、白、黒、緑、紫、茶)を1週間単位で調整してバランス良く食べることが大切なのです。
例えば、赤(トマト、人参、赤のパブリカなど)黄(みかん、キンカン、黄色のパブリカなど)白(米、大根、カブなど)黒(胡麻、ヒジキ、海藻類など)緑(ブロッコリーなど緑の野菜)紫(茄子、紫キャベツ、紫玉ねぎなど)茶(牛蒡、筍など)になります。
まとめ
ストレスを悪もの扱いしない考え方として、4つの方向からお伝えしてきました。
参考になさって、出来るところから実行して、ストレスと上手に付き合って、快適に生きるエネルギーにして頂きたいです。感謝をこめて。
−鮫島京子オフォシャルLINE@のご紹介−
−鮫島京子の著書のご紹介−
−ライフバランス講座 メールマガジンのご紹介−