体調が優れない時の食事は、かえって症状を悪化させてしまいそうですね。
元々体には病気や体調不良の原因となる物を排出する働きがありますが、病気や体調が悪い時に全く食事をしないことは、かえって症状を悪化させてしまうということをご存じでしょうか?
体調を回復させるためには、その症状に合わせて、食べる物を変えていく必要があります。
体を動かすために、最低限必要な栄養を摂りつつ、回復するために食べられる物から食べることが必要ですが、症状に合わせて調理法なども変えていかなければなりません。
そこで今回は、体調を改善するために必要な食べ物と共に、体を回復するために気をつけたいポイントについてお伝えします。
体調が優れない時に食事はするべき?止めるべき?
体調が優れない時に、薬を飲む前に食事が必要と考えてしまいがちですが、食欲がないにも関わらず無理に食事をするのは逆効果になってしまうことがあります。
風邪を引いて熱が出ている時
熱が出ている状態は、体の免疫細胞が菌やウイルスと戦っている状態です。
この時に食事をしてしまうと、消化のために体のエネルギーが使われてしまいます。
脱水症状を起こさないように水分を補給するのみにしておきましょう。
胃や腸の調子が悪い時
この場合も食事をすることで、胃や腸に負担がかかるので1回食事を抜いて様子を見てみるようにしましょう。
体調が優れない時には、体が食べ物や飲み物を必要としているか、体の要求に従って負担にならない食品を食べるようにしましょう。
体調を整えるために必要な栄養素
体調が優れない時に、必要となる栄養素は次のものがあります。
この3つを同時に取ることで、免疫力を強化し、体調を改善することにつながります。
また食欲がない時には、口当たりの良い物を選びがちですが、砂糖が入っているとビタミンが消費されてしまうので、甘い物は避け、りんごを食べるか白湯に一つまみの塩を入れて飲むようにしましょう。
体調を食事で改善するためのステップ
身体を回復させるために、食事を改善していくことで体調を元に戻していくようにしましょう。
体調が優れない時には、甘い果物や、酸味の強い柑橘類は胃腸に負担をかけますので、食べないようにしましょう。
体調が優れない時にこそ食べるべき症状別の食べ物
症状別に、辛い症状をやわらげる食べ物をお伝えします。
何となく体調が優れない時には、自律神経が乱れていることが原因のことが多いため、ビタミンやカルシウムを含む食べ物を積極的に食べるのがおすすめです。
また食欲を刺激する香味野菜や香辛料も、量に気をつけながら取り入れましょう。
体調が優れない時の食事での注意点
体調が優れない時に食事をしない日が続くと、体力が落ちてしまいさらに体調が悪化します。
以下のことに注意してから、食事を摂るようにしましょう。
体を冷やさない
口当たりがいいので、冷たい飲み物を口にしてしまいがちですが、体が冷えると代謝が落ち、むくみやすくなります。
体調が優れない時に口にする物は温かくしましょう。
運動をする
風邪などを引いている時に無理をする必要はありませんが、体調が優れない時には体を動かすことで食欲がわきます。
汗をかくことで代謝も良くなるので、ストレッチなど簡単にできる運動を取り入れましょう。
入浴する
血行を良くすることで、発汗を促すので、体調を改善することにつながります。
体が温まりますので、食事をする前に入浴し、食事を済ませたら体を冷やさないように安静にしましょう。
まとめ
体調が優れない時には、栄養が十分に摂れませんし、食事を用意するのが辛い場合もあります。
こういった時には、コンビニで半熟卵やインスタントの味噌汁、サバ缶など魚の缶詰で簡単に食べられる物を利用しましょう。
また、仕事が休めない時などには、簡単に摂取できる栄養ゼリーやブドウ糖を含むラムネを口にすると、食欲がわいてきますので、様子を見ながら消化のいい食事から体力を回復させていきましょう。
感謝をこめて。
記事のポイントまとめ
・体調が優れない時には不足しがちなビタミンやミネラルを補給する
・体調が優れない時には白湯からおかゆと少しずつ固形物に移行する
・体調が優れない時には食欲を増進させる香味野菜も活用する
・体調が優れない時には温かい物を食べて冷たい物は避ける
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